スタイルカーサという住宅会社が運営する当施設は、静岡県浜松市西区に立地しており、フィンランド製のバレルサウナや天体観測、焚き火や焼きマシュマロが楽しめるファイヤーピットがあるリゾートグランピング施設となっております。
アウトドアが好きなスタッフが楽しく働いているので、旅行先としてグランピング施設に行ってみたい!とかどんな施設でどんな設備があって、どんなアクティビティができるか検討している方やどこに泊まろうか迷っていて決められない!そんな方のお役に立てればと思いコラムを書いております。
キャンプといえばやはり楽しみなのは、BBQや焚き火ですよね。
そしてその2つには共通して、火起こしが必須になってきます。
火起こしで失敗すると、いい感じで迎えた夜の雰囲気が台無しになったり、寂しい気持ちになりますよね。
そこで今回は、元消防士でもある私の知恵を振り絞りキャンプ初心者でも、簡単かつ安全に火起こしができるようになる方法やコツを紹介していきます!
◯BBQでの火起こし
新聞紙を使った火起こしの方法
BBQで火起こしをするとなったときに、木炭に火付けする方法として新聞紙をイメージする方も多いのではないでしょうか。
しかし実際に新聞紙から木炭に火をつけようとすると、新聞紙のみに火が勢いよくつきますが炭にはつかないということ、結構ありますよね。
少し新聞紙をイジってやり方を変えるだけで、コツをつかみ格段に火付けが上達します。
ここではそのやり方を説明していきます!
まず初めに、新聞紙を棒状にしたものを8〜10個作ります。
次に、作った新聞紙等を井桁に組み上げていきます。
少し小さい木炭を、新聞紙の周りに筒を作るように立てて並べてください。
最後に、組み上げた新聞紙の上に木炭を2つ程のせ、火種を井桁の中に落とせば30分程度で全てに火が回るでしょう。
◯牛乳パックを使った火起こしの方法
知らない方が多いですが、牛乳パックで火付けする方法もあります。
牛乳パックは、家で購入されることから、無駄なコストもかからずコスパが非常に良いです。
また、あまり知られてないのですが牛乳パックはとてもよく燃えます。
そして新聞紙よりも長い時間燃やすことができ、灰になるカスも少ないです。
丸めることによって煙突のような円柱型の、立体的な形を作成することもでき、空気の流れをよくすることができます。
物事には全てにおいてコツがあります。牛乳パックの火付けに関しても、もちろんうまくやるコツがあります。
それでは簡単にできる火付けの方法をここでは紹介していきます。
まずは牛乳パック本体を完全に乾燥させ、約3cm程の幅で輪切り状にしてください。
輪切りにした牛乳パックを丸めて立体的にし、コンロの中央に木炭で囲うように積み上げて置きます。
最後は、積み上げた牛乳パックの下の方に火をつければ、火起こしの準備が完了です。
牛乳パックというものは、ワックスでコーティングされているので、1本で10分程燃えます。
燃え尽きる頃には、木炭に着火しています。
着火できた木炭を全体に広げて、新しい木炭を上に乗せて空気を送り込めば炭の全体が白くなり灰が被ってきたら火起こし完了の合図です。
◯ガスバーナーでの着火方法
続いてご紹介させていただくのは、ガスバーナーで直接木炭に火をつける方法になります。
この方法はとても簡単です。なぜならば、ガスバーナーで木炭をずっと炙るのみだからです。
ただし、木炭というものはとても火がつきづらく時間がどうしてもかかってしまうのが欠点です。
いきなり大きい木炭に着火させようとしても、うまくいかないのが目に見えています。
最初は小さい木炭を徹底的に炙り、火をつけていきましょう。
火がついたら徐々に大きい木炭を上に乗せていけば、効率的かつ自然に火は燃え移っていきます。
ガスバーナーで着火させると最初から計画している方は、時間がかかることをあらかじめ理解しておき、十分な準備時間を確保することを徹底しましょう。
BBQメンバーの他の人たちを待たせてしまわないよう計画的に行動しましょう。
◯着火剤での着火方法
BBQで火を付ける方法として有名かつ楽な手段は、着火剤を使用することです。
着火剤にはさまざまな種類のものがあり、ジェルタイプ、固形タイプ、それに着火剤自体の燃える継続時間が長いので、簡単に木炭を燃やせます。
着火剤を使用し火をつけるコツとしては、着火剤を一番下におくことです。
なぜかというと火のように熱い空気は、膨張し周りの空気よりも比重が軽くなるため上へ行きます。
なので一番上に乗せたとしても、上に燃えた熱い空気がいくので他の木炭に移るのは難しくなります。
そして次に、木炭を井桁に組んで煙突状に組み上げます。
燃えるのには酸素が必須なので、酸素の通り道を確保してあげると燃えやすくなります。
まずは着火剤にライターやチャッカマンなどで火をつけます。
着火剤は最低数分は燃え続けるので、途中で着火剤を追加投入することは避けましょう。
飛散する可能性もあります。
着火剤に火をつけた後は、木炭をいじることもなく落ち着いて待っていましょう。
完璧に火がついたらうちわや送風機などを使用して、風を送り火を大きく育てていきましょう。
完全に木炭に火が回ったら、一度全ての木炭を平にして追加で木炭を入れましょう。
そこでまたうちわなどで風を起こし、うっすらと木炭が白くなってきたら調理を開始しましょう。
◯火起こし器での着火方法
実は一番簡単な着火方法は、火起こし器になります。
着火剤のみももちろん簡単ですが、火起こし器というのは名前の通り火を起こすためのみに作られたものです。
別名、チャコールスターターとも言われており、BBQ界では3種の神器と言われている中の一つで、煙突状になっていて火の周りがとても早いものです。
使い方を説明します!
まずは一番下に着火剤を起きます。
その上には、木炭より燃えやすい木の枝や葉っぱなどを乗せます。
着火剤に火をつければ、煙突効果もあり下の隙間から酸素が入り、みるみるうちに上に火がついて行くでしょう。
後は20分程度待てば、炭が完成しております。
一点注意したいのは、火起こし器に入れる量は70%程度に抑えておきましょう。
パンパンに詰めて隙間を無くしてしまうと、空気の通り道がなくなり逆に燃えづらくなってしまいます。
◯上級者向け着火方法
次にご紹介するのは、フェザースティックと呼ばれる、細い木をさらにナイフなどで先を割いたものです。
木材の表面をナイフ一本で薄く削っていき、簡単に着火できるようにと作られたものです。
フェザーとはまさに羽根のように見えるからという意味で、うまく作れると本当に羽毛のように見えるのです。
細い薪がない、そんな時は薪や斧で大きい薪を細くしていき、そこから作ることをお勧めします。
基本的な使い方としては、着火剤の次に燃やすものとして扱ってください。
割いた方はすぐに火がつきます。
そこから徐々に、枝の方へ移っていき、次の木炭や大きな薪に移って行くという流れになります。
このフェザースティックは、手間や不便なども楽しみたい、文明の力を使わず自然の力で楽しみを感じたいという方におすすめです!
◯消火方法
ここまで火の付け方について説明してきましたので、次は消火についてです。
消防士の時も、消火したと思っていたら火種が残っており数時間後に火事となってしまうというケースが何件かありました。
下手をしたら自分の命、他人の命を奪いかねないので、必ずここは抑えておきましょう。
キャンプやBBQのマナーが悪いと、そこの場所に出入り禁止になるケースなどもありますので注意してください。
一つ目の消火方法は、金属製のバケツに水を張りその中に木炭を入れる方法です。
木炭の火を消すのにはこれが一番早い方法となります。
しかし注意点もあります。
一気に消火したい木炭を全て入れると、急激に熱くなった水蒸気が大量に発生し大きな火傷を負う可能性や、灰などが舞い上がり周りのお客様へ多大な迷惑をかけてしまう可能性があります。
また、一度水につけてしまうと湿ってしまい再利用ができなくなりますので注意が必要です。
二つ目は、火消し壺を使った消火方法です。
一度火がついた木炭というのは、火が完全に消えたと思っても中に燻っていたりするのでとても危険です。
他のゴミと一緒に捨てると時間が経過すると共に、ゴミにゆっくりと火がつき最終的に大きな火事になります。
一度着火した木炭の火を消す方法として火消し壺があります。
火消し壺は、アウトドアショップやホームセンターで手に入れることができます。
使い方としては、火のついた木炭をツボの中に入れて蓋を閉めるだけです。
時間はかかりますが、蓋を閉めることで窒息消火でき、再利用も可能となります。
なお、火消しツボに入れた直後は、壺自体がかなり高温になりますのでご注意ください。
火を扱うのが怖いがBBQを楽しみたい!そんな人にはグランピングがおすすめ!
Villa vacances hamanako(ヴィラ バカンス 浜名湖)
住所:静岡県浜松市西区協和町102
TEL:053-415-8831
営業時間:チェックイン15時〜チェックアウト翌日10時
水曜日定休
アクセス:浜松駅から車で30分
舘山寺スマートICから車で10分
最寄駅:弁天島駅(JR東海)
駐車場:あり(15台)
HP:https://www.stylecasa.jp/villa/
予約URL:https://villavacances.airhost.co/ja
当施設は、焚き火もスタッフが責任を持って管理します!
BBQグリルもガスを使用しているため安全で、本格グリル使用のためとても美味しく調理できます!
詳細は、HP、インスタグラム、TikTokをご覧ください。
是非ご予約お待ちしております。